埼玉県専門研修プログラムガイドブック2025
31/32

サブスペ専門医シャルティ内科専門医シャルティサブスペ専門医内科専門医臨床研修医臨床研修医県の制度小児科皮膚科外科眼科病理     精神科整形外科産婦人科耳鼻咽喉科泌尿器科脳神経外科放射線科麻酔科リハビリ総合診療科専門医制度臨床検査救急科形成外科卒後6年卒後5年卒後3年卒後2年臨床研修医サブスペシャルティ連動研修内科専門医サブスペシャルティ連動研修内科専門医サブスペシャルティ領域の専門医資格を最短で取得できる時期は、新専門医制度でも変わりません。内科とサブスペ領域を連動(並行)して研修する期間を一部に設ける。この場合も、サブスペ専門医を最短で取得できる時期は変わらない。内科専門医とサブスペ専門医を同じ年度に取得(ただし、内科専門医を先に合格している必要がある)研修カリキュラム制(単位制)の対象途中で研修を中断した場合はどうなりますか?基幹施設C基幹施設D基幹施設A基幹(連携)施設B専門研修施設群(基本型)内科のサブスペシャルティ領域の場合サブスペシャルティ領域専門研修は、「連動研修を行い得る領域」と「連動研修を行わない領域」と「少なくとも1つのサブスペシャルティ領域を修得した後に研修を行う領域」とに大別(左図参照)されます。「連動研修を行い得る領域」では基本領域の研修期間中にサブスペシャルティ領域研修を開始し、並行して研修する連動研修が認められています。サブスペシャルティ領域研修は、現時点では従来通りの各サブスペシャルティ領域学会の責任で研修カリキュラム制で行いますが、連動研修については基本領域の研修期間中に開始されるため研修プログラム制で行われます。31専攻医の研修におけるプログラム上登録の所属は基幹施設となりますが、給与等は随時研修場所となる施設で支払われます。6か月までの中断であれば、残りの期間に必要な症例等を埋め合わせることで、研修期間の延長を要せず、修了可能です。逆に、定められた期限内に到達目標が達成できない場合には、年限を延長することも可能となります。新専門医制度において、基本領域の専門研修は、原則、各学会及び日本専門医機構が認定するプログラム制での研修が求められています。研修プログラム制とは、年次ごと(例えば3〜5年間)に定められた研修プログラムに則って研修を行う仕組みで、【基幹施設】が【連携施設】と研修施設群を作り、専攻医は研修施設群の中で循環型の研修を行います。連携施設の数に上限はありませんが、日本専門医機構の審査を経て判断されます。また、市中病院の基幹プログラムを大学病院が研修を補完する連携施設となることもあります。連携先の研修中は所属先はどこになりますか?研修カリキュラム制は期限の定めを設けずに研修を受け、基準を充足した(必要な単位数を取得した)時点で専門医資格取得を可能とする仕組みのことです。出産、育児、介護等で一時休職しなければならない医師や、海外留学等で長期間、研修を中断しなければならない医師などにも専門医が取れるように設けられています。❶ 義務年限を有する医科大学卒業生、地域医療従事者(地域枠医師等)❷ 出産、育児、介護等のライフイベントにより休職、離職を選択する医師❸ 海外・国内留学する医師❹ ダブルボートを希望する医師❺ その他領域学会と機構が認めた相当の合理的な理由がある場合パターン1パターン2内内科科A施設群プログラム研修プログラム制研修カリキュラム制研修プログラム制と研修カリキュラム制の違いは?サブスペシャルティ領域研修と連動研修とは?

元のページ  ../index.html#31

このブックを見る