も県央研修医1年目研修医1年目研修責任者からメッセージ先輩研修医の声病院見学、その他イベント・説明会等の情報連絡先『自立』 『責任』 『信頼』当院の魅力女性医師支援プログラム責任者黒沢 祥浩星川 真帆大根田 優輝 当院の研修医たちのゴールは「たくましさ」です。未来の自分が、どのような苦境にも負けることなく、周囲からの信頼を得て医療を遂行するためのスキルです。そして、それは生涯にわたって彼らを助けてくれることでしょう。 私たち指導医は彼らの「たくましさ」の獲得を援助します。「自ら考え行動する」という研修医の姿勢を見守り、ときに手を差し伸べるのが私たちの大切な役割です。研修医たちはもがきながら多くを学び、成長し、そして答えをみつけたときに達成感と明日へのモチベーションが生まれていきます。救急科研修でくじかれ、総合診療科研修で悩み、離島へき地研修で新たな発見をしていく。ダイナミックな研修プログラムです。う医者になったんだ。病棟ではじめて看護師さんから「先生」と呼ばれたとき、少し間を置いて自分のことかと気づきました。「先生、モニターを外して良いですか」「このお薬は中止して良いですか」問われて返事をして、後からカルテで 星川医師に確認し○○中止 との記載をみたときはとてつもない責任を感じ、いても立ってもいられず、すぐさま上級医に再確認しました。 はがきの医師免許(仮)を手にして、分からないことだらけで始まった研修。強い支えになっているのは先輩・同期の存在です。たった1年差であることを信じられないほど頼れる先輩たち、助け合って一緒に高め合える同期たちと、不安を感じる暇もなく日々たくさんの意見と杯を交わしながら働いています。 退勤後や休日は得た知識をまとめる、新たに調べる時間をとりつつ、同僚・友人とご飯に行き、学生時代からの趣味も継続しています。上尾はいわゆるハイパー病院と言われますが、メリハリある働き方ができ、野戦病院とは全く違います。ただ、忙しい勤務の合間にも私生活を充実させる研修医が集っていて、各々の生き方がハイパーなのだろうと思います。 飲み過ぎに気をつけながら、先輩・同期、まだ見ぬ後輩と全力で2年間の研修を堪能する所存です。背を伸ばして、自信をもって堂々としなさい」入職式で先生から自分へ向けられた第一声です。初見で自分とわかるほどの猫背でございます。 入職してから2か月が経ちました。自信?そんなもの入職してから一度も感じたことはありません。2か月間救急科を回りましたが、何ができるようになったかと言われたら自信をもって言えるものは何もありません。毎日、毎患者、不安を抱えながら初療にあたります。上級医の先生に問診の不足を指摘され、手技は一人ではままならないこともあり、検査結果の解釈も甘々、他科へのコンサルトでも怒られます。果たして何から手を付ければいいのでしょうか。 そんな中、2年生の先輩は自分の初療のバックアップをしながら、サクサクと自身の受け持ちの患者さんの診察を進めていきます。自分ができなかった手技を「貸して」と言ってサラッとこなしていきます。あと10か月で自分は先輩方のようになれるのでしょうか。 へこたれる毎日ですが、先輩方、上級医の先生方は丁寧に指導をしてくださいます。本当に初歩的なくだらないかもしれない質問でも丁寧に教えてくださいます。自分は上尾中央総合病院では珍しく生気の薄い人間ですが、バイタリティにあふれた医師、メディカルスタッフに日々引っ張られるかのように踏ん張り精進しています。 来年、後輩ができる頃には、身体の猫背は改善がなくても、心の猫背が少しでも改善しているように努力を重ねていきます。当院の初期臨床研修のキーワードです。医師としての基盤となる3つの資質を身につけ、伸ばすことを約束するプログラムです。『自立』 救急外来では年間約8,400件の救急車を研修医たちがファーストタッチで捌きます。指導医は裏方の役目に徹し、研修医がまさしく自分自身の力で診療する能力を養います。『責任』 総合診療科研修ではほぼ主治医に匹敵する仕事を任されます。治療方針の決定やICも研修医の仕事です。甘えは許されません。『信頼』 地域医療研修では自ら外来枠をもちます。患者さんひとりひとりと密接な関係性を構築することが求められます。◎「ほどほど」「そこそこ」という研修を求めていません。「徹底的に」学んでください。サポートもしっかり行います。臨床研修管理委員会とは別に臨床研修指導者委員会を設置し、5〜10年目の若手医師、看護師、メディカルスタッフが 研修医ひとりひとりに目を向けて研修の様子をいつも見守っています。当院では、女性医師の働きやすい環境を整えるため、以下の規定があり、ひとりひとりの研修医にそれぞれの働きやすい環境を提供できるようにサポートします。-妊産婦への配慮-【妊娠中】 母体保護の観点から、妊娠中の研修医は原則として当直研修を行わない。ただし、本人より当直以外の時間外勤務の希望があれば臨床研修センター長 および救急総合診療科責任者との面談・調整の上、土曜日の午後や日祝日の日中等に研修を行っても良いこととする。【育児中】 育児中の当直は研修医および児の状況を勘案し、臨床研修センター長および救急総合診療科責任者との面談・調整の上、当直研修実施の有無および回数 を決定することとする。・短時間勤務制度、院内保育の設置、当直免除※ 実績あり。現在も当院で勤務しています。病院名所属住所TELFAXE-mailURLアクセス上尾中央総合病院人事課 秘書係(臨床研修担当)〒362-8588 埼玉県上尾市柏座1-10-10048-773-1111(代表)048-773-2952ishi_jinji@ach.or.jphttps://www.ach.or.jpJR高崎線 上尾駅西口より徒歩3分【見学】ホームページ上の初期臨床研修、見学申し込みはフォームよりお申込みください。53「猫
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