埼玉県臨床研修病院ガイドブック2025
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当ます。また、当院は大学病院でありながら研修医としての業務も豊富で当医や先輩のもと充実した研修を行い、着実に自分の力をつけることがでさいたま研修医2年目研修医1年目研修責任者からメッセージ先輩研修医の声病院見学、その他イベント・説明会等の情報連絡先当院の魅力女性医師支援卒後臨床研修室長大河原 晋斉藤 開坂本 野春来 総合医療と専門医療の一体化とその実践を目指します  入職時には、シミュレーション・シャドーイング・電子カルテ・ICLSなどの実習からなるきめ細かなオリエンテーションがありますので、臨床研修を円滑に開始できます。ここに示した特色あるプログラムによって、「患者にとって最善をめざす総合医療」と「高度先進医療をめざす専門医療」の一体化とそれを実践する幅広い医学知識と技能を有し、深い人間性に基づいた優れた臨床能力を発揮できる医師を養成していきます。 これらの研修プログラムは、卒後3年目以降の専門研修プログラムとも連動しており、各専門医の取得だけでなく、大学院へ進学し、学位(医学博士)を取得することも可能です。 当センターの研修医は、全国から集まります。様々な情報を研修医間でも共有し、卒後臨床研修室との意見交換を通じて研修プログラムの見直しを行っています。 豊かな経験と業績をもつ指導医、教職員が皆さんの研修を支援します。院は、研修医が研修しやすい環境が整っています。指導医をはじめ、病院全体として研修医を育てようとしてくださる雰囲気がありあり、特に救急外来ではファーストタッチから検査方針の決定、治療方針まで上級医と相談しながらにはなりますが、研修医主体で進めることができます。当院での研修では多くのことを実践的に学ぶことができると思います。皆様とお会いできることを楽しみにしております。院の研修は、月4回の救急当直をはじめ研修医にかなり大きな裁量を委ねてもらえるのが一つの特徴です。優しく教育熱心な上級きます。また、裁量が大きい分自分の不甲斐なさに落ち込む時もありますが、温かく志高い同期と励ましあいながら研修に励んでいます。自分自身、当院での研修を選んで本当に良かったと実感する日々で、皆様にも是非一度この雰囲気を感じて頂けると嬉しいです。職員一同、皆様にお会いできる日を楽しみにしております。 自治医科大学附属さいたま医療センターは、さいたま市及びその周辺を含む埼玉県中央部における大学病院として高度専門医療の提供も重要な責務としています。  開設当初は自治医科大学卒業生による総合診療の基幹病院としての役割と急性期循環器疾患に対する高度先進医療の提供を中心としておりましたが、現在では全ての専門分野において最先端の高度医療を提供する施設となりました。しかし、設立目的の1つである総合医診療の実践と総合医の育成についての努力も脈々と続いており、大学病院では経験することの少ない所謂Common Dieseaseの診療も決しておろそかにすることはなく、また一方では大学病院として一般の市中病院では診られない稀有な疾患や最先端の技術を駆使した高度医療を必要とする症例に至るまでの多彩な疾患の診療にあたっております。 当センターでの研修は、長年の地域医療の経験に基づいた総合医療の基盤に立つ指導と、それに続く高度専門医療の研修を可能にしていることなど多くの特徴があります。中でもそれぞれの専門領域で第一線に立つ専門医が、本学の建学の精神(地域住民の保健・福祉の増進を図るため、高度な臨床的実力を有し、地域医療・福祉に貢献する医師を養成する)に基づき、総合診療の重要性を理解してそれぞれの専門領域という壁を立てずに研修指導に当たっていることが最も大きな特徴です。 また、さらに良質な研修を提供できるように、意欲のある若い医師の期待に応える研修体制の改善に努力を続けております。 来年の春に皆さんとお会いできることを楽しみにしています。 次世代を担う医師のキャリア形成が出産・育児等により中断されることがないよう就業継続のための短時間勤務制度があります。全職員対象の育児短時間勤務(所定勤務時間内において30分単位で2時間まで勤務時間を短縮)と、医師対象の短時間勤務(週20時間勤務。午前・午後をそれぞれ4時間とし、週20時間になるよう組合せ)があります。2024年8月1日現在13名の女性医師が短時間勤務制度を利用しています。また、職員の子の育児を支援するため、院内保育所・病児保育所を設けています。更に、育児中は(申請により)当直を免除するなど配慮しています。また、センター一丸となって、「医師の働き方改革」に取り組んでいます。*オンライン説明会を実施しております。*病院見学は随時受け付けています。当センターホームページ(卒後臨床研修室のページ)をご覧ください。病院名所属住所TELFAXE-mailURLアクセス自治医科大学附属さいたま医療センター卒後臨床研修室 〒330-8503 さいたま市大宮区天沼町1-847 048-648-5382(直通) 048-648-5166rinshoukenshu2@omiya.jichi.ac.jp https://www.jichi.ac.jp/center/learn/sotsugo/index.htmlJR大宮駅東口からバスで約10分 41

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